2020年9月2日水曜日

エチオピア現地調査の話第6話~姿なき挑戦者~

 みなさん、こんにちは!


今日で夏期講習が終わりですね!講師の僕としては、本当にあっという間でしたが、みなさんはどうでしたかね?


明日から2学期が始まります。講座や時間割が変更になっているものがありますので、みなさん間違えないように来てくださいね~。


エチオピア現地調査の話がまだ途中でしたね。


色々と話すことはあるんですけどね。色々とありすぎて、どこから話していいやら分からなくなってきました。ま、今日はその続きを話しましょう。


~前回までのあらすじ~

エチオピアに一人降り立ったイワツキは、行く当てもなく放浪していました。色々と難儀をしていたのですが、とあるエチオピア人の親切に助けられ、ようやく調査をスタートさせることができたのでした。


ホテルの自室に調査協力者を招き、事前に準備していた単語リストを発音してもらう。そうやって聞くと簡単なものだと思いますでしょ?この実験でやりたかったことは、アムハラ語(エチオピアの最有力言語)の母音の共鳴周波数帯を測定する、というもの。なんのこっちゃ?と思うでしょう。まぁ、僕も初めはよくわかりませんでしたけどね。


母音というのは声帯で出た音を声道の形を変えることによって、共鳴する周波数を変え、音色を変えているのです。その周波数を聞くことによって我々は母音を聞き分けていると考えられています。


う~ん、ちょっと難しいかな。物理やっている人は、「閉管の共鳴」ってやったでしょ?高校物理ではまっすぐな管のみを扱いますが、人間の声道はぐにゃぐにゃと形がいびつです。基本振動、3倍振動、5倍振動・・・これらの共鳴する周波数帯が変わるんですよ。


ま、いいや。


とにかく、周波数測定には、適切な環境での録音が必要になります。普通でしたら反響のしない「無音室」なんていう所でやるのですが、エチオピア現地ではそんな施設もなく。なるべく雑音が入らず、しかも反響しないように色々と工夫をし、録音レベルなんかも細心の注意を払ってやるわけです。


調査協力者は4人。


国語教師のダグマウィさん。

聖職者のソロモンさん。

謎の青年ソロモン君。

ネット屋の大将の弟メクビブ君。


それぞれ、なんとか録音を録ったのでした。これで、なんとか成果は出せる、とほっとした次第です。


さて、ここからが今日の本題。


エチオピア。


やっぱりね、こう言っては失礼かもしれませんが、貧しい国です。衛生状態も悪い。僕の泊まったホテルは新しい建物のシングルの部屋で当時1泊120ブル。


およそ700円。


安いでしょ?ですから世界中から貧乏旅行者が集まるわけでして、ね。


そして、やはり安いだけのことはあります。実はもっと安い部屋もありまして、日本円で300円くらいで泊まれる部屋もあります。見てみたのですが、こちらの部屋は最悪です。日当たりゼロ。昼間でも電気をつけなければなりませんが、裸電球が1つだけ。しかも頻繁に停電しますから、停電したらもう外に出るしかありません。


そしてね、貧乏旅行者に人気だと言いましたがね。実は、現地の人も利用するんです。ちょっと高校生の皆さんには言いづらいことではあるのですが、ようは「連れ込み宿」なんですね。日本でいう所の・・・やめときます。


テラスでコーヒーを飲んでいると、40代50代のおじさまたちが、派手な服を着た20代の女の子を連れて入っていくんです。明らかに、玄人です。そういう場所でもあるんですよね。この辺りの事情はまた・・・は話さないかな!


写真が見つかったのでのせておきますね。



これがホテルの外観です。緑あふれる、といえば良いのですが・・・。


調査はなんとか始められたのですが、それとは別に、問題が発生しました。


なにはともあれ、写真をお見せしましょう。あんまり綺麗なものではないですけども・・・。




う~ん、分かりにくいかな?


僕の腕です。赤く腫れあがっているでしょ?これね、ベッドに潜んでいるノミ、ダニ、あるいはナンキンムシ、どれかは分かりませんが、全身をやられました。通常は目に見えない害虫ですので、どうすることもできず。ベッドで寝ると、なんとなく足とかがコチョコチョするんですよね。殺虫剤を吹きかけても効かず。(そもそもエチオピアの殺虫剤は強すぎるのであんまり使うと人体にも害です。)


毎晩、見えない敵と戦うことになりました。


人間には、身体的苦痛はいろいろありますが、この時悟りました。


「痒み」は人間の苦痛の中で1番辛い。


だって、掻いたらどんどん腫れてくるし、掻き破ることもある。かといって掻かないわけにもいかない。どんなに疲れていても痒くて眠れない。こんなつらい経験をしたのは失恋以来ですね。


始めは腕と脚だけだったのですが、次第に広がっていき、全身に。特に酷かったのは、鼠径部です。鼠径部、つまり、股、太ももの内側の付け根。どうしても湿気がたまるんですよね。ある晩、どうしても我慢ができず、対策を施しました。


日本から持ってきたスーパーのレジ袋。これを切ってパンツの形にして、履いて寝てみたんです。効果は多少ありました。なんとかその晩は眠りにつくことができました。


が、レジ袋です。朝起きたらムレムレ。既に腫れているところが、湿気のおかげでさらに痒くなってしまいました。


てなわけで、もうこりゃやっていられん!お思い、宿替えを決心するのであります。


従業員のみなさんもみんないい人だったので、申し訳なかったんですけれどもね。




こんな感じの従業員です。彼らは英語が話せるので、フロント係をしています。掃除係の人たちは、英語が話せない人達です。


さて、この先どうなってしまうのか。


ここからは次回のお楽しみ。


では英語やりましょう。


今日は正誤にしましょう~


I knew since childhood that trees help all of us lead healthier and more satisfying lives.


日本大学からの問題ですね~


気づいちゃえば何ともないんですけれど、意外とね~。


こういうの、日本語に訳しちゃうと罠にはまりますよ。


「that以下だということを子供の時分から知っていた。」


ふふふ。


that以下から見ていきましょうか。


主語はtrees。動詞はhelp。目的語はall of us。その後に原形が来ていますが、helpのCには原形でOKでした。healthyの比較級はOK。satisfyingは大丈夫かな?「満足させる」という動詞なので、現在分詞でよさそうですね。


実は主節に間違いがあります。言いましたように、訳を考えながら読むと見逃してしまいます。


これさ、


sinceがあるでしょ?「子供の時以来」っていうわけです。


でも動詞は過去形。過去形というのは、過去の一点を表すもので、「子供の頃からずっと」という意味は表せません。


ですからここは


I have known since...とすべきでしょうかね。


本当に正誤は基本的なところを落とさないようにしましょう!


では、また!






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エビカツ

こんにちは、更新がおそくなってしまいました。すみません。 ま、誰もアクセスしてくれてないんですけどね。 寂しいな。 では問題。 Mr. Johnson left (    ) America yesterday. 1. from Japan for 2. from Japan...