2020年11月22日日曜日

パラドックス「逆説」

 みなさま、こんにちは。3連休、テスト週間ですね。勉強で大変だと思いますが、頑張ってくださいね!


さてさて。


この前、「パラドックス」とはなんですか?という質問を受けました。


おっとっと!もし3年生でこの言葉を知らない人は、ちょっと気を引き締めなければなりませんよ!


パラドックスとは・・・。


実はこの言葉、受験では必須なんですが、定義するのは意外と難しいんですよね。


まずパラドックスの日本語訳ですが、普通「逆説」とします。「逆接」ではないです。ここはくれぐれも間違えないように!


その上で。


日常用語としてのパラドックスと、哲学などの専門用語としてのパラドックスは少し意味合いが違います。日常用語では「矛盾」とか「ジレンマ」とか、そういった意味合いで使われることが多いですね。


例えば、どうでしょう。


「高校生は受験勉強をするべきだ」


というのと


「青春の1ページだから友達とたくさん遊ぶべきだ」


これらはいわば対極にある命題ですが、現実問題としてはどちらも疎かにはできない。こういったことを、日常用語としては「パラドックス」と言ったりします。


一方、学術用語の「パラドックス」とはどんなものでしょう。これは一つには「論理的には妥当な推論にみえても、得られた結果が受け入れがたいもの」というものがあります。


具体例を。「死刑囚のパラドックス」というものが有名です。


ある死刑囚が、日曜日にこう宣告されました。


「今週月曜日から金曜日までのいずれかの日に、しかもお前が予想できない曜日に、死刑は執行される」


これを聞いた死刑囚は怯えながら考えます。「なるべく長く生きていたいから、金曜日にならないかな・・・。」しかし、ここであることに気づきます。


「ん?もし金曜日に処刑がされるとなると、木曜日の夜の時点で金曜日が処刑日だと予想出来てしまう。これは刑務官の言葉に反するから、金曜日の執行はあり得ない。」


「じゃぁ木曜日までには執行されるのか。ん?待てよ?金曜日の執行はあり得ず、木曜日に執行されると仮定すると、水曜日の夜に私は執行日が予想できてしまう。これも刑務官の言葉に反する。」


こう考えていった死刑囚は、執行日の選択肢がどんどん減っていき、結局月曜日の執行しかなくなる。この時点ですでに月曜日が執行日だと分かっているので、刑務官の言葉に反する。


「結局、私の死刑は執行されないのだ!」


死刑囚は喜びました。


しかし・・・。


月曜日、死刑囚は執行を宣告されました。死刑囚はもちろん、このことを抗議しましたが、刑務官は冷たくこう言いました。


「今日は予告していた曜日のうちのいずれかであり、現にお前は今日が執行日だということを予想出来ていなかったではないか。」


かくして死刑は、滞りなく執行されたのでありました。


なぜ、こういうことが起こるのでしょう。敢えて答えは書きませんが、妥当な推論をしたつもりなのに、刑務官の言葉に違わず、死刑は執行されたのです。


これが有名な「死刑囚のパラドックス」です。


パラドックスって他にも色々あって面白いんですよ。


僕の専門にしていた領域に近い、言語哲学でもパラドックスは多くあります。


A「今日は雨が降っているが、私はそれを信じていない。」

B「今日は雨が降っているが、太郎はそれを信じていない。」


これらの文を聞いたときに、Aはものすごく受け入れがたい内容ですが、Bは何となく状況が揃えば自然になります。この違いはどこからくるのか。


有名な「ムーアのパラドックス」です。


死刑囚のパラドックスでは、「妥当な推論」をしたはずなのに、得られた結果は違った。ということは、命題の真理値が違っていた場合(つまり、刑務官が嘘をついた、など)と、「妥当な」推論ではなかった場合(間違った推測をした)が考えられますね。いずれにしても結果として、死刑囚の行った推論は「健全」ではなかったのです。(命題の真理値が真で、妥当な推論であることを、「健全である」と言います)


こういうの、僕、大好きなんですよね~笑。ああでもない、こうでもない、色々考えるのって、楽しいんですよ。試験でいい点数を取るために色んなことを暗記。結果に一喜一憂。それは受験では仕方ないのですが、本当は「なんの役に立つか」ばかりが勉強ではない。世の中の不思議を、「なぜ?」と思うことから学びは始まります。今の時期はもちろん試験で結果を出せるようにしなきゃいけませんが、知的好奇心だけは、どうか腐らせないようにしてください!!


写真は・・・。


全日本のでぶ達に朗報がありましたので、ご報告いたします!抹茶アイスはヘルシーだったことが判明しました!!



ダイエットのためにも、これからは抹茶アイスをたくさん食べることにします!!


英語。なんかやりましょう。


Global problems are those for (    ) solutions must be found by many countries working together.

1. whose

2. that

3. how

4. which


問題文はなんか難しそうですが、選択肢を見ると、どうも簡単になりますね。


「グローバル問題というものは~~なものである。」ってのが骨格でしょう。


補語はthoseですね。forの後ろで「多くの国が連携してそれに対する解決策が見つからなければならない」となっていますね。


1. whose、所有格の関係代名詞なんてお呼びでないですね。whoseの後は「裸の名詞!」

2. that、前置詞が前に来る場合の関係代名詞はthatは禁止!whomかwhichです!

3. howは関係副詞。前置詞の後には来ようがありません。


ということで、4が正解。


毎日とはいかないかもしれませんが、それでも、何か一言でも更新出来たら、と思っています!


ではまた!


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エビカツ

こんにちは、更新がおそくなってしまいました。すみません。 ま、誰もアクセスしてくれてないんですけどね。 寂しいな。 では問題。 Mr. Johnson left (    ) America yesterday. 1. from Japan for 2. from Japan...